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サブリナシューシャインの職人

シューシャイナ―渋谷みほ 「また来よう」と思っていただけるように

靴が好き。もっと革のことを知りたい。

もともと靴が好きで入ったこの業界ですが、靴や革に関わるほど、もっと知りたいという思いが強くなりました。特に魅せられたのは革の蘇るチカラ。お手入れ次第で革の持つチカラをより引き出せるのです。丁寧に汚れを落としてから、油分を補い、土台をつくって色やつやを出す。

靴の種類や作り方、革の素材やその状態、それぞれの組み合わせによって最適なお手入れの方法も多種多様。同じ靴でも作られた年によって革の血筋や色の染まり方が違うなど、毎日が新しい発見と刺激でいっぱいです。

コンディションを整えること
シューシャイナー 渋谷 シューシャイナー 渋谷

靴を磨く前に、まずはじっくりと観察します。そして頭の中でシミュレーションをする。お客様のご要望を第一に、靴の状態やその日の天候も考慮しながら、「こうするとこうなる」とできるだけわかりやすくご説明をして、どのような方法で磨いていくかをきちんとお話しして決めていきます。ただキレイにするのではなく、コンディションを整えることが私達の仕事。スタッフ間でも経験や情報を共有して、最適なご提案ができるように心がけています。

靴磨き職人としての責任感

お客様の中に、かつて靴磨き職人だったというベテランの大先輩がいらっしゃいます。とても緊張しますが「自分は引退したけど、こうして後輩が育って靴磨きをしてくれる場所があるのはうれしい」という言葉に励まされています。もっと経験を積んで腕をあげていきたいと、日々勉強中です。

「また来よう」と思っていただけるように

磨き終わったあとに「ありがとう」「気持ちいいね」「一日頑張れる」というお言葉をいただけることが、いつもありがたいです。

当店では靴を履いたままケアをさせていただきますが、マッサージのようだと、眠ってしまう方もいらっしゃいます。靴のコンディションを整えるだけでなく、ひとときリラックスできる場所としてご活用いただけたらうれしいですね。

修理担当 鈴木 悠馬 自分の人生で、この一足があればいい

自分の人生で、この一足があればいい

かなり履きこまれた革靴が持ち込まれたことがありました。娘さんからプレゼントされた靴で、捨てられないとのこと。壊れてしまったところすべてを修理しました。蘇った靴を手にして「自分の人生で、この一足があればいい」とそのお客様は仰いました。
また別のお客様から、若いころにイギリスで買ったという靴の修理を依頼されたときのこと。すり減った靴底を丸ごと取り替える修理となりましたが、本来捨ててしまう靴底の部分も大切な思い出、何か形に残したいとご相談を受けました。そしてわずかに残ったロゴの部分を、靴のコバを仕上げる方法でキーホルダーに。とても喜んでいただけました。
ほかにも「自分が使っていたオールドグッチを直して孫にプレゼントしたい」
「こどものころに履いていたブーツが見つかった、キレイにして部屋に飾りたい」というご依頼も。
いくらかでもお客様のお役に立てたときは、とてもうれしいです。

ライフスタイルに合わせたカスタマイズ
修理担当 鈴木 悠馬 修理担当 鈴木 悠馬

愛用する靴にはオーナー様の癖や馴染みが現れます。履く人の足に合わせて靴が変化していく。ときには傷やシミにも愛着が生まれるもので文字通り共に歩んだ足跡です。

お客様の生活習慣やTPOに合わせて、靴に求められるスペックやスタイルは変容するもの。
修理をするときは「どんな時に、どんな風に履きたいか」を詳しくお伺いし、修理内容を決めていきます。例えば、バイクに乗るのでシフトペダルが当たる部分にあて革をしたいなど、ライフスタイルに合わせてカスタマイズをご提案しています。

靴職人の手仕事に感動する日々

修理をしていると、職人手ずからの逸品に触れる機会が多いことが幸せです。
古靴の中でも50~60s'ごろの革靴は素材も造りも圧倒的で、その意匠に目を見張ります。先日もステッチダウン製法の靴で、縫い目が均一で感動しました。靴底をはがしてわかるのですが、良い靴は直すことを前提として作られているんですよね。職人の思いとお客様の思いを大事にしながら修理するこの仕事は、とてもやりがいを感じます。

大切なモノを長く使い続けること

大量生産・大量消費が当たり前の時代において、靴に限らずあらゆるモノが低コストで入手できるようになりました。
「残そう」「守ろう」としなければ、貴重な技術はあっという間に失われていくでしょう。革新と進化を遂げながらも、100年以上前から基本構造を変えずに作り続けられてきた革靴。その伝統や愛着を大切にすること、そのお手伝いができればうれしいです。